教室移転のお知らせ

お知らせが遅くなりましたが、昨年末杉並区から小金井市に引っ越しをいたしました。
それに伴い教室も移転し、現在再開準備中です。
たくさんのご縁をいただき、楽しい思い出ばかりのスタジオを去るのは寂しい気持ちもありましたが、よりよい環境でみなさんに学んでいただきたい、そして私自身の活動を広げるため今回移転となりました。

去年から講座の再開をずっと待ってくださっているみなさんに、早く新しいスタジオに来ていただきたく、ワクワクしながら新しいオーブンでたくさん焼いています!

まだ工事なども何箇所かあり、再開までもうしばらくかかりますが、できれば3月、遅くとも4月にはオープン予定で考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

生米パン研究記

みんなに喜んでもらえるのが嬉しくて、嬉しくて、無我夢中で焼いてきたパンたち。

まず最初のはいろんな素材を混ぜ込むとき、生のままと加熱したものでどんな違いが出るかの実験。ここかから色々条件を変えて研究していく。

次はお米の種類の比較と水分量の実験。
これはもう何で何度やったかわからないくらいたくさんやった。

これは先日「本がすき。」の連載に出した、野菜カラフルパンを研究していた時のもの。
もうね、なんでも入れられるからとまらなくなってた。

酵母を変え、湯の温度を変え、生地温度を変え比較。
周りにはどれも同じだよーと言われながらも 続けた研究。
だって違うから。 笑

生地量と型を変えて、1/3斤型、1斤型、パウンド型 とその他色々。

パウンド型で基本のレシピの2倍で焼いたもの。

大きい1斤!
基本の生地の3倍で蓋をすると溢れるので、多分この時2.87倍とか。笑

この何十倍も失敗もして、改良しての繰り返し。
教科書がないものだから、ひたすら焼いた。
これが1つにまとまった本をもうすぐみなさんに見ていただけると思うと、記事を書いていて、胸がいっぱい。

でもまだまだ焼く。
もっともっといろんなことができる気がしてるから。

初著書   「はじめての生米パン」

生米パン試食会

何日も前からドキドキしながら迎えた「生米パン試食会」。2月に発売するレシピ本の版元である光文社さんで開催しました。いらしていただいたのは、宣伝部や販売部、STORYや美ST、Mart、女性自身の編集部の方々。いつもの料理教室とは違う雰囲気に緊張のスタートでした。

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メニューは本に掲載されているものの中から、お気に入りのものを。

生米パン(白米・玄米)
カリフラワーのスープ
ベビーリーフと旬の柑橘のサラダ
赤ピーマンのディップ
バジルのディップ
マッシュルームのディップ
豆腐リコッタディップ
ガトーショコラ

まずは生米パンのデモ。
記事にできるかどうか見極めるための厳しい目の中、必死な私。
全然笑顔がない。 笑

試食タイム。
パンを口にされる方が笑顔になっていくのを見てやっとホッと。

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嬉しい感想とともに、たくさんのご質問もいただきました。
生米パンに興味を持っていただけること、お伝えできることが本当に嬉しい。

焼きたてのパンをお出しした際は、わ~っと歓声が。
「天使のパンだね」
「口の中で溶けた」
みなさんの言葉がまた嬉しくて。

生米パンはやはり実際に見ていただく、召し上がっていただくのが1番伝わる。
もっともっとたくさんの方に知っていただきたい。

このような機会をつくっていただき本当にありがとうございました。