生米パン研究記

みんなに喜んでもらえるのが嬉しくて、嬉しくて、無我夢中で焼いてきたパンたち。

まず最初のはいろんな素材を混ぜ込むとき、生のままと加熱したものでどんな違いが出るかの実験。ここかから色々条件を変えて研究していく。

次はお米の種類の比較と水分量の実験。
これはもう何で何度やったかわからないくらいたくさんやった。

これは先日「本がすき。」の連載に出した、野菜カラフルパンを研究していた時のもの。
もうね、なんでも入れられるからとまらなくなってた。

酵母を変え、湯の温度を変え、生地温度を変え比較。
周りにはどれも同じだよーと言われながらも 続けた研究。
だって違うから。 笑

生地量と型を変えて、1/3斤型、1斤型、パウンド型 とその他色々。

パウンド型で基本のレシピの2倍で焼いたもの。

大きい1斤!
基本の生地の3倍で蓋をすると溢れるので、多分この時2.87倍とか。笑

この何十倍も失敗もして、改良しての繰り返し。
教科書がないものだから、ひたすら焼いた。
これが1つにまとまった本をもうすぐみなさんに見ていただけると思うと、記事を書いていて、胸がいっぱい。

でもまだまだ焼く。
もっともっといろんなことができる気がしてるから。

初著書   「はじめての生米パン」